命を守るために!災害時の備えをしっかりしよう

災害時の備えをしっかりしよう

災害はいつ訪れるか、正確には分からないものです。そのため、災害から自分の命を守るためにも、災害に対する準備は必須です。この記事では、災害から自分の命を守るために大切なことについて、準備品、心構え、避難訓練の重要さを中心に説明させていただきます。

備えあれば憂いなし!生き抜くために普段から準備を

災害時が起きた時にに役立つ防災用品

災害が起こった時は、普段使えるライフラインや設備が使えません。そのような環境で生き抜くためには、便利な防災用品を用意しておくことが大切です。

災害の時に持っておくべき防災用品は、

  • 救急箱
  • ウェットティッシュ(体や口腔内を清潔に保つために使える)
  • ラジオ(避難情報などを得るために必要)
  • 懐中電灯
  • 軍手
  • 簡易トイレ

以上が挙げられます。

しかし、屋外避難をする際は全ての防災用品を持っていけるわけではありません。特に必要性が高い、救急箱、ウェットティッシュを中心に、持ち運びができるアイテムを準備しておきましょう。

防災時の非常食準備について

生命を維持する上では、食べ物を食べ、そして水分を取ることが必須です。被災した地域は、インフラがストップするケースがあります。その場合、食品・飲料を供給することが困難です。そのような時に便利なのが、非常食です。

非常食は、カンパンなどが有名です。その他に、最近はお湯で炊くことができるアルファ米、カロリーが多めの羊羹、缶入りのパンケーキなどの非常食も登場しています。これらの非常食は比較的味が良いのも特徴です。

非常時の飲料としては、ペットボトルを必要分備蓄しておくことで対応可能です。ウォーターサーバーを使用している家庭は、そのサーバー用タンクを多めに所持しておくことで被災時用の飲料に転用できます。

以上のように非常食、飲料を準備しておけば、食事の面でのストレスを限りなく軽減することができます。

発生してからではもう遅い!事前の心構えをしっかりと

家屋内外の安全確認を行う

災害が起こった際には、家屋の整備不良で、事故にあってしまったり避難できなかったりするケースがあります。そうならないためにも、家屋内外の安全確認が大切です。

地震が来た時に備えとしては、

  • 大型のタンスや冷蔵庫が倒れないように、天井との間につっかえ棒をする
  • トイレなどの脱出経路がない部屋に閉じ込められることがあるため、ドアを破るためのバールを備える

などの対策があります。

また、地震だけではなく、豪雨や豪雪、水害などが起こった際に、家から脱出できるような屋内整備が求められます。

さらに、屋外に出てから避難所に辿りつくまでの経路、その経路の危険なポイントも確認しておきましょう。

様々な災害・天災について知りたい方へ:<主な天災の種類とその被害>

情報通信手段を確保しておく

災害が起こった時に重要なのは、災害情報などの最新情報を得ること、家族など関係している人と連絡を取ることです。ですので、被災時には、情報通信手段を確保しておくことが大切です。

公の情報を得る上では、ラジオを用意しておけば大丈夫です。最近では安いラジオや、電気がなくても手回し充電で使える災害用ラジオなどがあります。

そして家族との連絡については、各携帯電話のキャリアが提供している災害用伝言板の利用が便利です。その他、会社や団体の連絡手段として、一斉メールができるメーリングリストの作成なども行っておくべき準備の一つです。

「めんどくさい」は後悔する!避難訓練に積極的に参加を

避難訓練をしておくことのメリット

避難訓練はあくまでもシミュレーションです。しかし、事前にシミュレートしておくからこそ、本当に災害が起こった時に役に立ちます。

そのメリットとして、以下の4つのポイントなどが挙げられます。

  1. 避難経路の確認ができる
  2. 実際に災害が起きた時に慌てず行動ができるようになる
  3. 防災用具の使い方を知ることができる
  4. 地域や組織の中で、災害時に担うべき役割りがわかる

避難訓練には、この他にも様々なメリットがあります。

避難訓練を行わないと、上記のような災害への意識付けができません。それに、いざ災害が起こった時にどう動いていいかわからなくなります。めんどうがらずに、ぜひ参加するようにしてください。

どこで避難訓練は行っているのか

避難訓練を行っている場所は、学校や会社などの組織、そして各地域の自治体などです。さらに、最近では企業主体で、避難訓練イベントが企画されるケースがあります。

また、各地域の防災センターなどでも、避難行動の体験ができるところもあります。

上記のように、所属団体の避難訓練だけではなく、自主的な避難訓練への参加もできるようになっています。

まとめ

災害はいつか自分の身の回りに起こるかもしれないことです。ですので、防災グッズや心構え、そして災害が起こった時のための避難訓練など、しっかりと準備をしておくようにしましょう。